ごあいさつ
「いつからその職業につこうと思ったのか」と聞かれれば、私は間違いなく医学生になる前からですと答えるでしょう。今でこそ健康体ですが、小さいころは喘息の気に嘔吐症にと、とにかく病気がちでした。兄弟が大きな手術で入院するなど、困難と闘う家族がいつもそばにいたことも、自然とこの小児科医の道を選ばせたのだと思います。
病気の経験者としてだけでなく、親(三児の父)としても、地域のこどもたちの健やかな成長を願ってやみません。また、そのこどもたちを守り育てていくご家族の力になれればと思います。
小児救急やアレルギー、新生児や遺伝・先天異常などを中心に、全国規模の施設で研鑽を積んでまいりました。それらで積み重ねてきた”こども医療”の経験を生かし、少しでも地域の皆様のお力になれればと思っています。
また、当院のような小さなクリニックにはない設備を持つ地域の二次病院、高度専門医療を担当する大学病院・こども医療センターなどとも日常的に連携していますので、入院や特殊精密検査が必要になった際は、疾患の特性だけでなく地理的な面なども考慮して、速やかにご紹介します。
設立の理念が導く2つのモットー
・3つのファーストBCM ~ Baby, Child and Mother First ~
・働くお母さんも応援したい
を胸に、気軽に相談できる身近な小児科専門医でありたいと思います。
2015年3月吉日